ラインの太さ
以前にボビン巻の直径を測った結果、結構?誤差が有る事は書きました。
その時にボビンは安いから「まっ 仕方ないか~」っと思ってました。
ん?
他のラインは大丈夫か?
気になったので手持ちのラインを実験君してみました。
単位はミリメートルで、カッコ内数値は各メーカーが公表している数値です。
しかし、公表値もメーカー、ブランドによって多少違います。
なんで?
ちょいと調べてみるとJIS規格の様な決まりが無い・・・っと言う事はメーカーの
言ったもん勝ち!みたいな・・・
釣針の大きさも各メーカー、シリーズによって大きさがマチマチ・・・と同じような感じです。
以前にラインメーカーさんと電話した際に、「公差って無いの?」との問いに
同じシリーズで1ランク上の公表値を上回るとダメ、少しでも下で有ればOK
みたいなユルイ感じの様でした。
製造業に関わっているzakiからすると「ん~なんだかなぁ」って気もしますが
まぁいいか! 解って使っていれば問題ナスっと事にします。
注) 測定にはマイクロメーターを使用しましたが、空調環境などで寸法は変化します。
工業製品では検査室で測定する事が多いですが今回はソコまで気を付けてませんので
プラスマイナス0.005mm程は誤差が有ると思います。
道糸ーナイロン
バリバス ゼロフカセ 1.75号 0.225(0.220)
釣士道 バーテックス 1.85号 0.225(0.225)
釣士道 バーテックス 2.10号 0.235(0.239)
ラインシステム フロートWAX 4号 0.350(0.337)
シーガー リアルドリフト磯 4号 0.340(0.330)
シーガー リアルドリフト磯 5号 0.375(0.370)
レグロン ワールドプレミアム 1.5号 0.230(0.205)
レグロン ワールドプレミアム 1.75号 0.240(0.220)
レグロン ワールドプレミアム 2号 0.255(0.235)
道糸ーフロロ
デュエル 真鯛フカセ 5号 0.395(0.370)
バークレイ バニッシュウルトラ 3号 0.280
バークレイ バニッシュウルトラ 3.5号 0.310
バークレイ バニッシュウルトラ 4号 0.390
ハリスーナイロン
ダイワ スペクトロングレイトタイプN 1.75号 0.240(0.220)
ハリスーフロロ
サンライン ブラックストリーム 1.5号 0.225(0.205)
サンライン ブラックストリーム 1.75号 0.240(0.219)
釣士道 バーテックス 1.75号 0.225(0.218)
釣士道 バーテックス 2.0号 0.240(0.235)
釣士道 バーテックス 3.0号 0.300(0.285)
トヨフロン スーパーL EX 3.5号 0.330(0.310)
シーガー グランドマックスFX 2号 0.265(0.235)
シーガー リアルFX 3号 0.305(0.285)
シーガー リアルFX 4号 0.345(0.330)
シーガー リアルFX 5号 0.385(0.370)
かなり分かり辛いと思いますが1ランク上の直径を上回っているラインは
ワールドプレミアム 1.5号と1.75号
スペクトロングレイトタイプN 1.75号
ブラックストリーム 1.5号と1.75号
グランドマックスFX 2号
スーパーL EX 3.5号
有名メーカーや売値が高いラインの方が精度が出ていないと感じるのは私だけ?
製作時期やロットで太さが変わるとは思いますが、上の号数より太いとアカンのとちゃう?
A社の2号よりB社の1.75号の方が強い!と言う人が出てくるのでは?(私もその一人でした)
結局何が言いたいねんと問われると
「もうちょっとキッチリ作って~」 (同じ製造業なんで余計に思う)